2020-08-30 @みなとみらいホール
尾高忠明:指揮
三浦文彰:バイオリン*
読売日本交響楽団
メンデルスゾーン:Vn協奏曲ホ短調 作品64*
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 作品74「悲愴」
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ヴュータン:アメリカの思い出『ヤンキー・ドゥードゥル』*
みなとみらいホールの大ホールは5か月ぶり。読響は6か月ぶり。
久しぶりに最も好きなホールの理想的な好みの席で聴く読響サウンドの華麗なこと。
ああ、オーケストラの響はこれだと心が浮き立った。
今日の読響は2曲とも12型。弦の譜面台は各自立てていたが、格別距離を置いている風ではなく、管打は後方で左右目一杯に広げた配置が見た目に良い効果をもたらした。
三浦君のメンコンは良く通る音色で淡々と弾きこなして心地良し。
メインの「悲愴」を12型で聴いたのはひょっとして初めてかもしれないが、十分音圧があり、金管は明瞭さを増して実に華々しい。
引き締まった管・弦のアンサンブルは12型とは思えない迫力だった。
ところで、入場時にマスクをしていた団員は多かったが、演奏時にはほぼ全員が外した。
奏者が本番舞台でマスクをする意味はないし、マスクをしている図は美しくない。そういう意味でも久々に見る読響の姿勢は好ましかった。
♪2020-042/♪みなとみらいホール-08