2025年6月20日金曜日

横浜弦楽四重奏団 横浜みなとみらいホール定期演奏会 Vol.08

2025-06-20 @みなとみらいホール



横浜弦楽四重奏団
 Vn:小笠原伸子、有馬希和子
 Va:百武由紀
 Vc:間瀬利雄
Pf:堀江真理子*


モーツァルト:弦楽四重奏曲第17番変ロ長調 K.458「狩」
フォーレ:ピアノ五重奏曲第1番ニ短調 作品89*
ドビュッシー:弦楽四重奏曲ト短調 作品10
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ラヴェル:水の戯れ*
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女(SQ版)





モーツァルトは定番だが、今日は珍しくフォーレ、ドビュッシー、ラヴェルとフランスものがメインだった。

モツ「狩」の出来も良かったが、客演ピアニストを招いたフォーレのPf五重奏曲第1番が素晴らしかった。
初めて生で聴いたが、魅力的な音楽だこと。

ピアノの堀江真理子さんは初めてだったが、演奏者、教育者というだけではなく、フォーレに関しては相当な専門家?らしい。上手い下手は分からないけど、冒頭の柔らかいアルペジオが実に美しく、それにVn2が主題を載せるのだけど、これも良い感じで、もう最初に引き込まれてしまうと、大抵最後まで良い感じで終わるものだ。

この作品は、また聴いてみたい。

ピアノの独奏Encがラヴェルの「水の戯れ」。これは聴く機会が多いが、ぼんやりした戯れではなく明瞭な戯れで、ピアノの魅力を味わった。

SQのドビュッシーは、その前の演奏が良すぎて少し曇ってしまったが、EncではやはりそビュッシーのPf極をSQ版にした「亜麻色の髪の乙女」が、これも良かったね。



♪2025-083/♪みなとみらいホール-016