2024年8月4日日曜日

フェスタサマーミューザKAWASAKI2024 NHK交響楽団 沼尻竜典&N響のブラームス

2024-08-04 @ミューザ川崎シンフォニーホール



沼尻竜典:指揮
NHK交響楽団
戸田弥生:バイオリン*


ブラームス:バイオリン協奏曲ニ長調 op.77*
ブラームス(シェーンベルク編):ピアノ四重奏曲第1番ト短調 op.25(管弦楽版)
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ハンガリー舞曲第1曲




鑑賞した芝居・音楽会は感想をツィートすることを自分に課しているので(最近ヌケが多いが)、一応聴きに行ったことを投稿しておこう。

というのも、前半は遅刻して聴けなかったし、後半もなんだか眠くて楽しめなかった。

ただ、このブラームスPf四重奏曲1番の管弦楽版は過去10年で、読響2回、東響、都響と今日が5回目なので2年に1回のペースで聴いているが、全回に共通するのは、これを16型の管弦楽でやる意味がさっぱり分からないということ。

やかましくて、全然面白くないよ。
特に今日の演奏はN響とも思えない、ガサツさ。

「いつも」、だが、終楽章のみ、聴く価値があると思うが。

寝ぼけ眼での感想だけど、刮目して聴いていたとしても感想は変わらなかったろう。

おっと、アンコールのハンガリー舞曲1番は、滅多に聴けない分厚い重奏。

♪2024-113/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-09

2024年8月2日金曜日

フェスタサマーミューザKAWASAKI2024 新日本フィルハーモニー交響楽団


2024-08-02 @ミューザ川崎シンフォニーホール




ジョナサン・ノット:指揮(井上道義の代打)
新日本フィルハーモニー交響楽団

マーラー:交響曲第7番ホ短調「夜の歌」









日高氏のHrがいつもながら安定感。
それ以外には格別感心するところはなかった。
何たって、急な指揮者交代。ミッキーではリハはやっていなかったろう。ノットもせいぜいゲネプロ入れて2-3回だろう。
初顔合わせで、リハ
も十分でないのがアンサンブルの乱れによく出ていたよ。
新日フィルはすみとりではもっと良い演奏を聴かせるね。


FSMuzaが始まって今日で4回目。ずっと定点観測しているが、一番出来が悪かった。

まあ、この7番ていろんなオケで(ノット+東響も)聴いているが、どれも感心したものはないよ。
そもそも構成感に欠け、魅力的な旋律もなく、コケ威のような強奏が多く、無駄に長いから、どこが演っても楽しめない。

Twitterをちらちら見たが、終曲した瞬間の歓声について非難するものは見られなかったが、あれっていいのかね。
全く余韻に浸るまもない。たった1人の自己主張で音楽全体が決められてしまっやような気がしたよ。傍迷惑也。

♪2024-112/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-08

2024年8月1日木曜日

フェスタサマーミューザKAWASAKI2024 東京都交響楽団 円熟の小泉×都響 〜交響曲の王道〜

2024-08-01 @ミューザ川崎シンフォニーホール



小泉和裕:指揮
東京都交響楽団

モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550
ブラームス:交響曲第1番ハ短調 op.68





「交響曲の王道」という副題だが、小泉さんは、本当に王道派だ。神奈川フィルと都響でずいぶん聴いているが、圧倒的にドイツ古典派〜ロマン派が中心で、たまにグラズノフ、チャイコが混じるが、中心はベートーベンとブラームスなので、僕としては実に安心できるマエストロだ。
ケレンがなく、端正で、正統派。

前半は珍しくモツ40番。
都響とも思えないコンパクトな編成(弦10型)で、こぎれいにまとまった。

後半は16型に拡大してブラームスの迸る禁欲ロマン?を楽しんだ。

ちょいと気になったのは、第1楽章冒頭、終楽章のクライマックスの前のテンポが遅いなと思った。ま、これはこれでいいのだけど、先生、だんだん遅めになっている?

♪2024-111/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-07