2024-12-20@みなとみらいホール
新日本フィルハーモニー交響楽団
栗友会
ソプラノ=高野百合
メゾ・ソプラノ=谷口睦美
テノール=笛田博昭
バス=平野和
ベートーベン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125
同じ指揮者とオケとの組み合わせで同じ曲=「第九」を聴くというのは秋山「第九」& 東響がダントツだけど、それに次ぐのが(という程でもないけど)佐渡「第九」& 新日Fが3年連続で、会場も同じみなとみらい。
独唱もMsが変わったほかは同じ。
2年前にこの組合せで初めての「第九」を聴いて、好感したが、昨年はイマイチ。他の曲でも最近の佐渡ちゃんは要観察だと思っていたが、今年の良い出来には驚いた。
弦がきれいだ。一昨日のN響を思い出す良いスタート。
その後も、アンサンブルがいい。力強い。ケレン味は影を潜めている。
いやはや、昨年気になったことが全て修正済みだというのには驚いた。オケを手中にしているという感じだ。
一昨日のN響は味わい深いコンソメだったが、今日の新日フィルは濃厚なポタージュだ。好みが分かれるかもしれないけど。