2024年12月22日日曜日

名曲全集202回 東京交響楽団/秋山「第九」⑧

2024-12-22 @ミューザ川崎シンフォニーホール



秋山和慶:指揮
東京交響楽団
合唱:東響コーラス

ソプラノ:盛田麻央
メゾソプラノ:富岡明子
テノール:城宏憲
バスバリトン:加藤宏隆

ベートーベン:「レオノーレ」序曲第3番 作品72
ベートーベン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125
-------------------
蛍の光








毎年たくさんの「第九」を聴いているが、同じ指揮者とオケの組合せで回数多く聴いているのは秋山「第九」のみで、群を抜いていて多い。
僕の「第九」の血肉を形作っているのは秋山翁の「第九」かも。

東響とのコンビはもう47年目かな?
このギネスものの「第九」が某音楽監督に看板の座を奪われたのも悔しいことだよ。

近年では、安定・安心の秋山「第九」を聴いてこそ穏やかに年を越せる、という暮のお宮参りみたいなものだ。

元気で毎年この演奏を聴きたい。
年が明ければ84歳の、秋山翁が振る限り僕も元気で聴きにゆきたいものだ。


♪2024-180/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-17

2024年12月21日土曜日

日フィル横浜第403回定期演奏会 「第九」⑦

2024-12-21@みなとみらいホール



下野竜也:指揮
日本フィルハーモニー交響楽団
東京音大合唱団

ソプラノ:富平安希子
メゾソプラノ:小泉詠子
テノール:糸賀修平
バリトン:宮本益光

ニコライ:歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
ベートーベン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125







昨日と同じみなとみらいで弦の編成も同じ。しかし、響が軽い。弦は何人か間引運転しているのではないかと思う程だった。軽快というのとは違う。

下野ちゃんの「第九」は4回目で、日フィル、神奈川フィル、読響、昨年はN響「第九」を振った。毎回の演奏をしっかり覚えている訳ではないけど、大体早めで、特に4楽章は疾走する。そのせいか、今年の「第九」7回目だが、低弦のレシタはこれまでのところ、一番痛快だった。

最初、軽さに不満を覚えていたが、だんだんよく鳴る何とやらで、終盤は厚く・熱く盛り上がり、終わりよければすべてよし。

声楽独唱の登場の仕方が独自で4楽章途中から。
彼は前にも読響の時にそういう登場の仕方を選んだ。
N響の時は違ったのに。
途中の拍手で緊張を解かないという考えだろうか?

その独唱者の並び方が変わっていて、下手からSp-Tn-Br-Msだ。こちらの独自にどういう効果があるのか分からない。


♪2024-179/♪みなとみらいホール-45

2024年12月20日金曜日

新日本フィルハーモニー交響楽団 「第九」特別演奏会 「第九」⑥

2024-12-20@みなとみらいホール



佐渡裕:指揮
新日本フィルハーモニー交響楽団
栗友会

ソプラノ=高野百合
メゾ・ソプラノ=谷口睦美
テノール=笛田博昭
バス=平野和

ベートーベン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125







同じ指揮者とオケとの組み合わせで同じ曲=「第九」を聴くというのは秋山「第九」& 東響がダントツだけど、それに次ぐのが(という程でもないけど)佐渡「第九」& 新日Fが3年連続で、会場も同じみなとみらい。
独唱もMsが変わったほかは同じ。

2年前にこの組合せで初めての「第九」を聴いて、好感したが、昨年はイマイチ。他の曲でも最近の佐渡ちゃんは要観察だと思っていたが、今年の良い出来には驚いた。

弦がきれいだ。一昨日のN響を思い出す良いスタート。
その後も、アンサンブルがいい。力強い。ケレン味は影を潜めている。

いやはや、昨年気になったことが全て修正済みだというのには驚いた。オケを手中にしているという感じだ。

一昨日のN響は味わい深いコンソメだったが、今日の新日フィルは濃厚なポタージュだ。好みが分かれるかもしれないけど。

♪2024-178/♪みなとみらいホール-44

2024年12月18日水曜日

NHK交響楽団「第九」演奏会 「第九」⑤

2024-12-18 @NHKホール



ファビオ・ルイージ:指揮
NHK交響楽団
新国立劇場合唱団

ヘンリエッテ・ボンデ・ハンセン:ソプラノ
藤村実穂子:メゾ・ソプラノ
ステュアート・スケルトン:テノール
トマス・トマソン:バス・バリトン

ベートーベン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125





今年5回目の「第九」。残り6回にして早くもベスト1だろうな。
先日の読響も良かったけど、やはり、第一声が美しい。個人技も安心。一番不安にさせるのがHr(特に3Mov)だが、なんて巧いの!実にさりげなく通り過ぎた。

4Movの低弦レシタもいつの間にか入って終わっている感じ。特別な聴かせどころという力みなし。

Fルイージ初めてのN響「第九」だと言うから、派手に鳴らすのかと思ったが、弦16型だけど全体に地味で滋味のある「第九」だ。

声楽Bsが少し突飛な入り方をしたけど、ここは普通にやってほしかったな。


プログラムにルイージが書いている1-2Movに表れているベートーベンの葛藤を読んで、長年の痞えが下りた感じがしたよ。モヤモヤした思いがするのは、なるほどそう言うことだったのかと納得できたような気した。

それで、今日から「第九」の聴き方が変わったような…。



♪2024-177/♪NHKホール-10

2024年12月17日火曜日

令和6年12月文楽公演 第三部

2024-12-17 @県立青少年センター




●第三部 (午後6時45分開演)
野澤松之輔=脚色・作曲
曾根崎心中(そねざきしんじゅう)
 生玉社前の段
 天満屋の段
 天神森の段 






2公演を1日で観たので文楽漬けだったが、全然没入できなかった。字幕がないから。

全作品、数回は鑑賞済みなのでどういう話かは分かっているが、念を入れた詞章を味わう楽しみは別次元だ。

字幕なしで江戸時代の大阪の言葉を、それも掛け言葉やしゃれ、語呂合わせをふんだんに使う言葉遊びの世界でもあるのに耳からだけで理解できる訳がない。

自分のスマホで字幕アプリが使えます、と
は国立劇場のホームページや会報「あぜくら」にも書いてある。

それは、通常の字幕のほかに使うこともできるという意味だと考えていた。それで一応アプリもDLしておいたが、使う気はなかった。

ところが、まさかの「字幕なし」だよ。

途中からやむを得ず「字幕アプリ」を使ってみたが見づらいこと甚だしい。遠い舞台と手元のスマホに焦点を合わせられるお客はどれだけいるか?ほとんど高齢者ばかりなのに。

有料プログラムもいつも買っているが、買いたくない人もいるだろう。それに、演出によっては(今日の第三部「曾根崎心中」のように)客電も落とした薄暗い中で読めたものではない。
字幕なしで文楽が楽しめる者がどれほどいるだろう?

漂流する国立劇場は、お客様サービスも考えられないほどの迷走ぶりだ。

十数年、あぜくら会会員として、国立の歌舞伎と文楽は余程のことがない限り欠かさず観て来たのに、次回以降も字幕なしではもう止めようかしらと思う。


♪2024-176/♪県立青少年センター-2

令和6年12月文楽公演 第二部

2024-12-17 @県立青少年センター



●第二部 (午後2時30分開演)
一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)
 熊谷桜の段
 熊谷陣屋の段

壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき)
 阿古屋琴責の段 






2公演を1日で観たので文楽漬けだったが、全然没入できなかった。字幕がないから。

全作品、数回は鑑賞済みなのでどういう話かは分かっているが、念を入れた詞章を味わう楽しみは別次元だ。

字幕なしで江戸時代の大阪の言葉を、それも掛け言葉やしゃれ、語呂合わせをふんだんに使う言葉遊びの世界でもあるのに耳からだけで理解できる訳がない。

自分のスマホで字幕アプリが使えます、と
は国立劇場のホームページや会報「あぜくら」にも書いてある。

それは、通常の字幕のほかに使うこともできるという意味だと考えていた。それで一応アプリもDLしておいたが、使う気はなかった。

ところが、まさかの「字幕なし」だよ。

途中からやむを得ず「字幕アプリ」を使ってみたが見づらいこと甚だしい。遠い舞台と手元のスマホに焦点を合わせられるお客はどれだけいるか?ほとんど高齢者ばかりなのに。

有料プログラムもいつも買っているが、買いたくない人もいるだろう。それに、演出によっては(今日の第三部「曾根崎心中」のように)客電も落とした薄暗い中で読めたものではない。
字幕なしで文楽が楽しめる者がどれほどいるだろう?

漂流する国立劇場は、お客様サービスも考えられないほどの迷走ぶりだ。

十数年、あぜくら会会員として、国立の歌舞伎と文楽は余程のことがない限り欠かさず観て来たのに、次回以降も字幕なしではもう止めようかしらと思う。



♪2024-175/♪県立青少年センター-1

2024年12月15日日曜日

読売日本交響楽団第138回横浜マチネー名曲シリーズ 「第九」④

2024-12-15 @みなとみらいホール



フランチェスコ・アンジェリコ:指揮
読売日本交響楽団
新国立劇場合唱団

ソプラノ=中村恵理
メゾ・ソプラノ=清水華澄
テノール=ダヴィデ・ジュスティ
バス=エギルス・シリンス

ベートーベン:交響曲第9番ニ短調「合唱付き」作品125







Vn1の高域とSpの高域が軋んで美しくない…という残念さを孕みつつ、しかし、元気な「第九」だった。やたら疾走するばかりではなく、歌心もヨシ。

低弦のレシタは良いテンポ感だったが、まだ全員の息が合っていない感じだった。これからもっと良くなる?

♪2024-174/♪みなとみらいホール-43

2024年12月14日土曜日

かなっくdeクリスマスコンサート 〜森麻季

2024-12-14 @かなっくホール




森麻季:ソプラノ
山岸茂人:ピアノ

菅野よう子:花は咲く
久石譲:Stand Alone
山田耕筰:からたちの花
*ショパン:ノクターン第2番 変ホ長調作品9-2
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」から
 むごい女ですって!
 ~いいえ違います、私はあなたのもの
*ドビュッシー:月の光
サティ:Je te veux (ジュトゥヴ)
プーランク:愛の小径
3つのアヴェ・マリア(バッハ=グノー、シューベルト、マスカーニ)
アダン:オー・ホーリー・ナイト
メンデルスゾーン:交響曲第2番<讃歌>から
 すべてのもの、息あるものよ
 ~私は主を待ち焦がれました
*ベートーベン:ピアノソナタ第8番く悲愴>から第2楽章
レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」から
 ヴィリアの歌
ドボルザーク:歌劇「ルサルカ」から「月に寄せる歌」
*ショパン:ノクターン第17番口長調 作品62-1
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」からお聞きください、ご主人様
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」より私が街を歩けば
-----------------------
越谷達之助:初恋
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
聖歌:きよしこの夜
*ピアノ独奏


今年の5月にも、みなとみらいの大ホールでピアニストも同じ人でリサイタルを聴いた。
その時の方が一層かぶりつきだったが、今回も舞台は近い。声楽のリサイタルだものやはり小ホールが親近感があるし、没入もできる。

きれいな声だし、可愛らしいし、愛想いいし、歌手でなければいいのに…って変だが、歌手としてはやはり今回も疑問が残った。「第九」やオラトリオ・ミサ曲などの声楽付きオケ曲なら、おそらく、それに向いた発声をするのだけど、リサイタルの小品では、彼女の本来の歌いたいスタイルが出るのだろう。

その5月の感想の中の厳しい部分を再掲しておこう。


歌い方に独特の癖がある。
これまでは「第九」やオラトリオなどドイツものを中心に聴いてきたので、気付かなかったが、うんと近くで15曲も聴くと嫌でも森節が耳に付く。

フレーズの頭がポーンと出ない。
とても小さな声で始まり、半拍かそのまた半拍か遅れてぬ〜と声が出てくる。
そうでない歌い方も2曲くらいあったが、ほとんどが、さぐり歌いのような、歌い方で、これは気持ちが良くない。
こんな歌い方をするオペラ歌手は他に知らない。

それに、コテコテと飾りすぎる。歌の表情が濃厚すぎて違和感を覚えるのだ。もっと、フツーの歌い方で聴きたい。

♪2024-173/♪かなっくホール-09

2024年12月13日金曜日

横浜バロック室内合奏団定期演奏会112回 〜バロックのクリスマス

2024-12-13 @みなとみらいホール




横浜バロック室内合奏団
Vn1:小笠原伸子+/梅原真希子+
Vn2:有馬希和子/藤村陽子
Va:高山愛/大本綾子
Vc:間瀬利雄
Cb:大西雄二
Cemb:流尾真衣
FL:高野成之*
Pf:京増修史**


コレッリ:クリスマス協奏曲ト短調 作品6-8+
サンマルティーニ:フルート協奏曲へ長調 RV443*
サンマルティーニ:クリスマス協奏曲ト短調作品5-6+
ショパン:ピアノ協奏曲第2番へ短調 作品21**
----アンコール-----------------
ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調 遺作**
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ



♪2024-172/♪みなとみらいホール-42

2024年12月12日木曜日

新国立劇場オペラ「魔笛」

2024-12-12 @新国立劇場



【指揮】トマーシュ・ネトピル
【演出】ウィリアム・ケントリッジ
【美術】ウィリアム・ケントリッジ、ザビーネ・トイニッセン
【衣裳】グレタ・ゴアリス

【合唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


ザラストロ⇒ マテウス・フランサ
タミーノ⇒ パヴォル・ブレスリック
弁者/僧侶Ⅰ/武士II⇒ 清水宏樹
僧侶Ⅱ/武士I⇒ 秋谷直之
夜の女王⇒ 安井陽子
パミーナ⇒ 九嶋香奈枝
侍女I⇒ 今野沙知恵
侍女II⇒ 宮澤彩子
侍女III⇒ 石井藍
童子I⇒ 前川依子
童子II⇒ 野田千恵子
童子III⇒ 花房英里子
パパゲーナ⇒ 種谷典子
パパゲーノ⇒ 駒田敏章
モノスタトス⇒ 升島唯博

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
歌劇「魔笛」
全2幕〈ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付〉

予定上演時間:約3時間
第Ⅰ幕
 70分
 --休憩25分--
第Ⅱ幕
 85分





4日前に藤沢市民オペラで観たばかりの「魔笛」だ。
新国立劇場版はWケントリッジの演出で3回目。
前2回の我が鑑賞ノートを読んでみたら悪口ばっかり書いている。

舞台美術がつまらない。終始暗い。
そもそも、物語は謎だらけだ。
それらの謎解きをしてくれても良いはずの2幕が長すぎて(85’)、詰め込まれた多くのエピソードの関連が分からない。

…と、自分の勉強不足を棚に上げて毎回不満を募らせている。でも、新国立劇場の前の版も日生劇場ほかのプロダクションとかこの作品はそこそこ観ているけど、物語に納得できないのはいつも同じ。

これがモーツァルトの最後のオペラで最高傑作と言われているけど、理解できないよ。
でもいつかそのゆえんを理解できる日が来るか…楽しみにておこう。

藤沢版に比べると、オケはダンチで、音楽面は充実していて聴きごたえがあった。


♪2024-170/♪新国立劇場-13

2024年12月8日日曜日

藤沢市民オペラ:モーツァルト「魔笛」

2023-12-08 @藤沢市民会館



園田隆一郎:指揮
伊香修吾:演出

管弦楽:藤沢市民交響楽団
合唱:藤沢市合唱連盟

ザラストロ⇒Bsデニス・ビシュニャ
タミーノ⇒Tn渡辺康
弁者/第一の僧侶/第二の鎧を着た男⇒BsBr湯浅貴斗
第二の僧侶/第一の鎧を着た男⇒Tn加護翔大
夜の女王⇒Sp梅津碧
パミーナ⇒Sp盛田麻央
第一の侍女⇒Sp山田知加
第二の侍女⇒Ms林眞暎
第三の侍女⇒Ms山川真奈
パパゲーナ⇒Sp内山歌寿美
パパゲーノ⇒Br大西宇宙
モノスタトス⇒Tn伊藤達人
ほか

第25回藤沢市民オペラ
モーツァルト『魔笛』全2幕
(ドイツ語上演・日本語字幕付)

予定時間 3時間30分
1幕   70分
 休憩 20分
2幕 90分(実質105分+CC15分)



藤沢オペラ「魔笛」。
中3日で新国の「魔笛」を観ることになっているのは偶然。

モツのオペラはもう長いこと苦手。
聴き慣れたアリアに救われるけど、<物語>で納得できたものはほとんどないよ。6月の「コジ@新国」が大人の演出でモツオペラ中唯一納得できたくらい。
<物語>にさえ納得できたら、音楽の魔力に惹き込まれること必至だと思っているのだけど。

今回も、何度も観ている「魔笛」なのに、どこが面白いのか分からない。退屈してしまった。

パパゲーノの大西宇宙くんが健闘していたが、この役は似合わない。2枚目か悪役が似合うと思うよ。

♪2023-169/♪藤沢市民会館-1

2024年12月7日土曜日

Orchestra Neige 第1回演奏会

2024-11-19 @ミューザ川崎シンフォニーホール



山上紘生:指揮
Orchestra Neige

吉松隆:鳥は静かに...Op.72
プロコフィエフ:交響曲第7番 OP.131
吉松隆:交響曲第5番 Op.87
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プロコフィエフ:ワルツ組曲 Op.110から
3「メフィスト・ワルツ」


指揮の山上紘生(コウキ)君は、以前もアマオケで数回聴いていたが、なんといっても昨年6月のシティ・フィルの劇的なデビューが素晴らしかった。

首都圏のアマオケメンバーで構成されてたこのアマオケの第1回目の演奏会だったが、主宰者もシティ・フィルのデビューを聴いて指揮は山上くんに頼もうと決めたそうだ。

で、今日はもちろん、吉松作品がメイン。

特に後半の交響曲第5番(初聴き)が気合が入って実に面白かったし、そもそも吉松作品は好きだけど、特にこの作品は3番や6番よりも僕のツボに嵌った。

50分くらいだったか?
結構長尺だけど、飽きさせない。
実にシンフォニック・エンターテイメントだ。

CCでは1Fで聴いていた吉松センセも紹介された。

いつもエビス顔の山上好青年には、近いうちにプロオケで聴いてみたいね。
やはり吉松作品でガッツのある演奏を聴かせて欲しい。


なお、今日のチケットは無料!
N響聴いてもなかなか満足できないのに、今日の演奏会のなんと幸福感に満ちていたことか!

♪2024-155/♪ミューザ川崎シンフォニーホール-13