菅野よう子:花は咲く
久石譲:Stand Alone
山田耕筰:からたちの花
*ショパン:ノクターン第2番 変ホ長調作品9-2
モーツァルト:歌劇「ドン・ジョヴァンニ」から
むごい女ですって!
~いいえ違います、私はあなたのもの
*ドビュッシー:月の光
サティ:Je te veux (ジュトゥヴ)
プーランク:愛の小径
3つのアヴェ・マリア(バッハ=グノー、シューベルト、マスカーニ)
アダン:オー・ホーリー・ナイト
メンデルスゾーン:交響曲第2番<讃歌>から
すべてのもの、息あるものよ
~私は主を待ち焦がれました
*ベートーベン:ピアノソナタ第8番く悲愴>から第2楽章
レハール:喜歌劇「メリー・ウィドウ」から
ヴィリアの歌
ドボルザーク:歌劇「ルサルカ」から「月に寄せる歌」
*ショパン:ノクターン第17番口長調 作品62-1
プッチーニ:歌劇「トゥーランドット」からお聞きください、ご主人様
プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」より私が街を歩けば
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越谷達之助:初恋
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
聖歌:きよしこの夜
*ピアノ独奏
今年の5月にも、みなとみらいの大ホールでピアニストも同じ人でリサイタルを聴いた。
その時の方が一層かぶりつきだったが、今回も舞台は近い。声楽のリサイタルだものやはり小ホールが親近感があるし、没入もできる。
きれいな声だし、可愛らしいし、愛想いいし、歌手でなければいいのに…って変だが、歌手としてはやはり今回も疑問が残った。「第九」やオラトリオ・ミサ曲などの声楽付きオケ曲なら、おそらく、それに向いた発声をするのだけど、リサイタルの小品では、彼女の本来の歌いたいスタイルが出るのだろう。
その5月の感想の中の厳しい部分を再掲しておこう。
『歌い方に独特の癖がある。
これまでは「第九」やオラトリオなどドイツものを中心に聴いてきたので、気付かなかったが、うんと近くで15曲も聴くと嫌でも森節が耳に付く。
フレーズの頭がポーンと出ない。
とても小さな声で始まり、半拍かそのまた半拍か遅れてぬ〜と声が出てくる。
そうでない歌い方も2曲くらいあったが、ほとんどが、さぐり歌いのような、歌い方で、これは気持ちが良くない。
こんな歌い方をするオペラ歌手は他に知らない。
それに、コテコテと飾りすぎる。歌の表情が濃厚すぎて違和感を覚えるのだ。もっと、フツーの歌い方で聴きたい。』
♪2024-173/♪かなっくホール-09