2024-12-04 @サントリーホール
ロバート・トレヴィーノ:指揮(ロベルトとも。大野和士不調にて交代)
東京都交響楽団
伊東裕:チェロ(都響首席奏者)*
ハイドン:チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.Ⅶb:1*
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番ハ短調 op.65
しかし、昔から「ハイドンのチェロ協奏曲」と聞けば必ず2番の冒頭のメロディーが浮かぶ。もう、パブロフの犬の如くだ。どうしてだろう?
過去に2番しか聴いたことがない?かといえば逆で、この10年の生演奏を聴いた記録ではすべて1番ばかりで、2番は無い。記録の際に誤る可能性も無いとは言えないけど調性まで誤記することはないはずだから、本当に”生”では2番をずいぶん長く聴いていないのだろう。
そんな訳で、1番の方は印象に薄いが、2年に1度の割で聴いているので、これも冒頭の主題を聴きながら、あれ?と思いながらも聴き覚えがあるので暫時狐に包まれたような次第だった。
1番の方も、心地良い音楽ではあるけど、無性に2番が聴きたくなったよ。
伊藤くん、ソロで生は2回目。きれいな音色だけど、サントリーではイマイチ弱いな。
後半の「タコ8」。
都響のせいではなく、作品自体が楽しめなかった。3度目だが、どうも馴染んでゆけない。
ショスタコの作品て、ほとんどの作品でショスタコ印が刻印されていると思っているが、この作品も、次から次へと登場して、ちょっと臭いなあと思った。
♪2024-167/♪サントリーホール-24